県職員が痴漢行為 電車内などで複数回 停職4月懲戒処分 三重

【記者会見で職員の処分を公表する県幹部ら=三重県庁で】

通勤中の電車内などで複数回にわたって痴漢行為をしたとして、三重県は4日、松阪建設事務所の男性主事(23)を停職4月の懲戒処分とした。「後先を考えず衝動的にやってしまった」と話しているという。

県によると、男性主事は県立高校の職員だった令和元年7月9日、伊勢市内の路上で歩行中の女子高校生に背後から自転車で近づいて尻を触り、同2年9月8日も通勤中の電車内で女子高校生の尻を触った。

伊勢署は今年5月、男性主事を任意で事情聴取し、県迷惑防止条例違反容疑で書類送検した。津地検伊勢支部が7月に男性主事を略式起訴し、伊勢簡裁が罰金30万円の略式命令を出した。

男性主事は県の聞き取りに対し、採用前の平成30年11月にも路上で女子高校生に痴漢行為をしたと説明。「被害者に申し訳なく思う。二度と起こさないようにしたいと思う」と話したという。

行財政改革推進課は「不祥事の再発防止に取り組んでいることが、職員に対して十分に伝わっていなかった。あらゆる機会を通じてコンプライアンス(法令順守)の徹底を図る」としている。