災害時、ホテルを避難所に 伊勢市、運営会社と協定 三重

【鈴木市長と協定書を交わした新田副支配人(右)=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県の伊勢市は3日、同市黒瀬町の「ホテルエリアワン伊勢インター」(旧ホテル羽根伊勢インター)を運営するエリアワンエンタープライズ(大阪市)と、災害時の宿泊施設提供に関する協定を結んだ。災害時、市の要請により、同ホテルを高齢者や障害者など要配慮者の避難所として提供する。

市役所であった調印式で、鈴木健一市長と同社ホテル事業部新田正司副支配人(63)が協定書を交わした。鈴木市長は「コロナ禍で避難所の見直しを進める中、要配慮者が安心して過ごせる場所は不可欠。協力はありがたい」と述べた。

同ホテルの周辺は、津波や浸水被害が想定される勢田川河口地域。以前から台風時など、自主避難のために宿泊を希望する地域住民を、受け付け時間外でも受け入れてきたという。新田副支配人は「これまでも、市民の皆さんに早めの避難に利用してもらっている。協定締結はありがたいこと。施設を活用していただきたい」と話した。

市が同様の協定を宿泊施設と結ぶのは、6社、8施設となった。