7月景況感が改善 帝国DB県内調査 景気DI、1年半ぶり40台 三重

帝国データバンク津支店が四日に発表した7月の三重県内景気動向調査結果によると、「景気が良い」と答えた企業から「悪い」と答えた企業を差し引いた景気DIは前月比3・2ポイント増の42・1で、1年6カ月ぶりに40台となった。

全国順位は前月から13上がって11位。前年同月(35位)も上回った。東海4県では愛知県に続き2番目となった。

規模別でみると、大企業が前月と比べて5・2ポイント増の50・0、中小企業は3・0ポイント増の40・9と、いずれも改善。大企業と中小企業の規模間格差は9・1となり、前月から2・2ポイント拡大した。

業界別では、前月と比較可能な8業種のうち6業種で改善。残り2業種は前月と同じだった。運輸・倉庫は前月比7・5ポイント増の54・2と大幅に改善。自動車・素材関連メーカーが好調な影響で、海外部門の売り上げを大きく伸ばした。卸売やサービスなど3業種は30台が続くが、回復の兆しがみられる。

同支店は「新型コロナウイルスワクチンの接種率の向上で、コロナの収束への期待が高まり、景況感に回復の兆しがみられる」と説明。「新規感染者の急増など懸念材料もあり、先が見通せない」との見方を示した。