四日市市 あすなろう鉄道 ICカードシステム導入、21日から 三重

【記者会見する森市長=四日市市役所で】

【四日市】三重県四日市市の森智広市長は3日の定例記者会見で、四日市あすなろう鉄道で交通系ICカードシステムを導入すると発表した。顧客の利便性向上、キャッシュレス化、非接触型サービス実現が目的。9駅全てにIC改札機を設け、あすなろう四日市駅では交通系ICカードの入金機も設置。全国相互利用が可能な交通系ICカード10種類が利用出来、最大2万円までチャージ可能となる。

あすなろう鉄道のIC定期券(定期券と切符の機能を併せ持ったカード、ICOCAのみ)は、近畿日本鉄道などのICOCA定期券と1枚で利用出来、既にICOCAを持っている人は定期代のみ(デポジット500円を含まない)で購入出来る。ICOCAやSMART ICOCA、KIPS ICOCAにも付加出来るが、TOICAやPiTaPaなど他の交通系ICカードに機能を付加することは出来ない。また券面に定期券情報の印字がないため、発売時に渡す「地域鉄道ICOCA定期券内容控」で情報を確認する。

内部線(あすなろう四日市駅―内部駅間)と八王子線(日永駅―西日野駅間)の全線で、21日の始発からサービス開始。同日からあすなろう四日市駅で交通系ICカード(ICOCA)とIC定期券の販売も開始(IC定期券は午前6時―午後10時の販売)し、ICOCAはデポジット500円を含め2千円で、IC定期券は定期券代+500円で販売する。

森市長は「国体が9月4日に始まるのと、早い高校では26日に2学期が始まるのに合わせて準備した。近鉄との乗継ぎがスムーズになり、市民の皆さんや市外から来られた方にも気軽にご利用いただける環境が整う。念願のシステム導入になる」と語った。