県内経済情勢 2期連続上方修正 生産活動の回復で 三重

津財務事務所は3日、2月―7月の三重県内経済情勢を発表した。生産活動が回復していることを受け、総括判断は「一部に厳しい状況があるものの、持ち直している」とし、2期連続で上方修正した。

生産活動の判断は「一部に弱い動きがみられるものの、全体では持ち直している」とし、2期連続で上方修正。スマートフォンやパソコン向け半導体集積回路(メモリ)が好調に推移していることを踏まえた。

一方、個人消費は「持ち直しのテンポが緩やかになっている」と2期連続で判断を据え置いた。百貨店の客足が戻りつつ、観光や飲食は感染拡大の影響を受けて厳しい状況が続いていることを考慮した。

雇用情勢も「一部に底堅さがみられるものの、弱い動きが続いている」と4期連続で判断を据え置いた。「製造業の求人は回復しているが、依然として積極的な採用を控える傾向がみられる」としている。

財務事務所は先行きについて「ワクチン接種の促進や海外経済の改善などにより、持ち直しの継続が期待されるが、再び感染者が増加していることなどから経済への影響に注意する必要がある」としている。