三重県議会 コロナ対策補正を可決 ワクチン接種促進 39億円追加

【補正予算案を全会一致で可決した本会議=三重県議会議事堂で】

三重県議会は3日、緊急の本会議を開き、新型コロナウイルスのワクチン接種の促進に向けた支援金などの感染症対策費として約39億500万円を追加する一般会計補正予算案を全会一致で可決した。

補正予算のうち33億3300万円は、ワクチン接種を実施する医療機関などへの支援金に充てる。一定の回数を接種した病院や診療所への支援金を延長するほか、新たに職域接種の実施主体にも支給する。

このほか、感染防止対策を実施する中小事業所への補助金に4億2500万円を追加。2億2千万円は対策を導入する事業者への補助、残る2億500万円は業態転換などを図る事業者への補助に充てる。

補正予算の全額を国の交付金や補助金で賄う。県が新型コロナ関連の補正予算案を提出するのは、令和元年度最終補正予算以降で21回目。新型コロナ関連の予算は総額で1873億5100万円となる。

鈴木英敬知事は採決に先立つ提案説明で、高齢者の約8割が先月末までに2回目のワクチン接種を終えたと報告。「希望者への接種が完了した。引き続きワクチンの確保と円滑な接種を進める」と述べた。