四日市大を卒業生訪問 ベトナム出身の兄弟、現状報告 三重

【新店舗のチラシを見せながら、岩崎学長(右)に報告する(左から)ブイ・タン・ユイさんと弟のタムさん=四日市市萱生町の四日市大学で】

【四日市】四日市大学(三重県四日市市萱生町)を卒業し、東京都などでベトナム風サンドイッチ「バインミー」の専門店を開くベトナム出身のブイ・タン・ユイさん(35)とブイ・タン・タムさん(30)の兄弟が2日、母校の四日市大を訪問した。翌日の3日、名古屋市内で新たな店を開くことになり、岩崎恭典学長に報告した。

2人は平成26年10月、新宿区の高田馬場に「バインミーシンチャオ」をオープンさせた。以来、都内に3店舗と神戸市や札幌市にも店を出し、今回の名古屋栄店が7店舗目になる。

コロナの影響で売り上げが半減した時期もあったが、テークアウト需要の高まりで、なんとか苦境を乗り切った。6日からは都内の大手スーパーの店舗前で、キッチンカーでの移動販売も始める。

ユイさんは「それぞれの店でリピート客も増えていて、うれしい。これからも店を増やしていって、全国の人にバインミーのおいしさを知ってもらいたい」と話した。

店ではベトナム人を雇用したり、茨城県の農園でベトナム人が育てるパクチーを材料で使用している。タムさんは「将来的には、ベトナムから日本に来る留学生を支援する団体をつくりたい」と話す。

岩崎学長は「2人は本校のベトナム人留学生のお手本。これからも目標に向かって、頑張ってほしい」とエールを送った。