鈴鹿ポイントゲッターズ スタジアム建設、来月着工 多目的グランドも整備 三重

【スタジアム建設の着工を前に、意気込みを見せる末松市長と吉田社長(右)=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の末松則子市長と、Jリーグ参入に向け、市を拠点に活動する日本フットボールリーグ(JFL)所属のクラブチーム「鈴鹿ポイントゲッターズ」の運営会社アンリミテッドの吉田雅一社長は2日、同市役所で、同市住吉町の県営鈴鹿青少年の森公園内に建設するJリーグ規格のスタジアムについて、9月上旬に工事着工すると発表した。完成は令和5年2月予定。

スタジアムは当初、6月に着工し、令和4年9月の完成を予定していたが、将来のJ2、J1入りを見据え、新たに多目的グランドの整備を検討。6月29日に、市が県から施設管理の許可を得るとともに、公園使用料の全額免除が決まった。

スタジアムを建設するのは公園内の一部で、市が県の使用許可を得たのは敷地面積約5万平方メートル。敷地内に観戦客5千人収容のスタジアムとクラブハウス、多目的グランドを整備するほか、駐車場は現在の約200台から約300台に増やす。

多目的グランドは洪水調整池の機能も兼ねるほか、一般の利用や平常時の開放もしていく考え。施設の設置と維持管理については同社がする。

末松市長は「新しいスタジアムが市のシンボルとなるよう取り組んでいきたい」、吉田社長は「スタジアムが市の発展、県の発展のための一助となるよう、今後とも市や県と協働していきたい」とそれぞれ述べた。同チームは現在、「J3クラブライセンス」の取得を目指し、Jリーグに申請中。ライセンスが交付された場合、今季の成績がJFL4位以内、かつJリーグ百年構想クラブの中で2位以内に入れば、来季からJ3に参入できる。現在の成績はJFL12位。