新型コロナ44人が感染 三重県内、病床使用率「警戒レベル」に

三重県は31日、未就学児から80代までの男女計44人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。一日当たりの感染者が40人以上となるのは、50人だった5月19日以来、73日ぶり。県内の感染者は延べ5762人となった。

県によると、市町別の感染者は津市で11人、四日市市で8人、名張市で6人、桑名市、伊賀市、松阪市で3人ずつ、川越町、御浜町で2人ずつ、鈴鹿市、亀山市、伊勢市、尾鷲市、熊野市、県外で1人ずつ。6市と県外の29人の感染経路が分かっていない。

このうちクラスター(感染者集団)が発生していた四日市市内の運送会社で、新たに30代男性会社員の感染を確認。男性は当初の検査で陰性だったが、その後に発症して再検査を受けたところ陽性と判明した。この会社の感染者は10人となった。

また、職員1人の感染が判明していた福祉施設で津市内の特別支援学校に通う10代男子生徒と10歳未満女子児童の感染が判明し、施設での感染者は3人となった。男子生徒が通っていた別の福祉施設では、職員や利用者ら27人が濃厚接触者として検査を受ける。

31日現在の病床使用率は、前日比2・3ポイント増の31・7%。33・5%だった6月6日以来、54日ぶりに県の指標で「警戒レベル」に相当する30%以上に達した。一方、重症者用病床の使用率は前日より2・0ポイント低い8・0%となっている。