ワクチン接種促進支援へ 三重県が39億円の補正予算案

三重県は30日、ワクチン接種の促進に向けた支援金などの新型コロナウイルス対策費として、一般会計に約39億500万円を追加する補正予算案を発表した。8月3日の県議会本会議に提出する。

補正予算のうち33億3300万円は、ワクチン接種を実施する医療機関などへの支援金に充てる。一定の回数を接種した病院や診療所への支援金を延長するほか、新たに職域接種の実施主体にも支給する。

中小事業所を対象とした新型コロナ関連の補助金に4億2500万円を追加。2億2千万円は感染防止対策の設備を導入する事業者への補助、残る2億500万円は業態転換などを図る事業者への補助に充てる。

三重とこわか国体・とこわか大会(全国障害者スポーツ大会)に参加する選手や監督らにPCR検査を実施するための費用として2千万円を計上。一人当たり1万円で約1950人への検査を想定する。

このほか、現状では国立感染症研究所に依頼しているデルタ株などの解析を自前で実施するため、県保健環境研究所(四日市市)にゲノム解析器などの設備を導入する費用として3600万円を計上した。

補正予算の全額を国の交付金や補助金で賄う。県が新型コロナ関連の補正予算案を提出するのは、令和元年度最終補正予算以降で21回目。新型コロナ関連の予算は総額で1873億5100万円となる。