プロから介助技術学ぶ 明野高介護福祉コース生 三重

【施設職員(左)から入浴の介助を学ぶ生徒ら=伊勢市小俣町の明野高校で】

【伊勢】三重県伊勢市の県立明野高校で27―29日の3日間、介護福祉士を目指す生徒らの実習があった。新型コロナウイルスの影響で、介護施設での実習が中止となる中、施設の職員を講師に招き、2、3年生の24人が介助技術を学んだ。

同校では例年、介護福祉コースの2、3年生が施設での実習に参加するが、コロナ禍で昨年に続き中止している。そのため、少しでも実際に現場で働く介護福祉士の技術や心掛けを学ぼうと、南勢地域を中心に介護施設を運営するウェルフェアグループの職員3人を招き、入浴や排せつ、ベッド上の介助を教わった。

人形を使った入浴介助の実習では、講師の職員が「指の圧で内出血ができやすいので、手のひらや腕の広い面で体を支えて」「利用者さんの顔色や変化に気を付けて」などと指導。生徒らは一つ一つのアドバイスを熱心に聞き、実践した。

2年の井上大和さん(17)は「初めて学ぶことも多かった。ベッドからの転落や思わぬ事故など、介助中のリスクに気付くことができ、介護への理解が深まった」と話していた。