県立大学「必要」55% 県がアンケート調査 三重

三重県は28日、設置の是非を検討している県立大学のアンケート結果を発表した。設置は「必要」とする回答が全体の55・3%を占めた。「必要でない」は28・0%、「分からない」は16・7%だった。

県によると、調査は無作為に抽出した県民に回答を依頼する「eモニター」を対象に、6月9日から23日にかけて実施。1183人に依頼し、70・7%に当たる836人の回答を得た。

このうち「県立大の設置は必要」と答えたのは462人で、全体の55・3%を占めた。最も多かった理由は「県内で進学先が増えることは良い」で316人が回答。182人が「地域活性化」を挙げた。

一方で「必要でない」と答えたのは28・0%に当たる234人。最も多かった理由は「人口減が見込まれる中では必要ない」で128人。「県内からの進学が増えると思えない」の90人が続いた。

県は高校2年生と保護者の約1万6千人を対象とした調査も進めており、早ければ8月中にも結果を公表する。県議会の意見を受けて「広く声を聞く必要がある」とし、eモニターへの調査も実施していた。

戦略企画総務課は今回の調査結果について「県立大の設置に一定の必要性は理解していただいたと思っている。有識者会議の意見などを踏まえ、年度内には設置の是非に関する方向性を示したい」としている。