
鈴木英敬三重県知事は28日のぶら下がり会見で、次期衆院選三重4区に立候補する方針を関係者に伝えたとする本紙などの報道について「多くの団体から出馬の要請をいただき、熟慮を重ねている」と述べた。
鈴木知事は「現時点で最終的に結論に至った状況ではない。引き続き県政の諸課題に注力する」と説明。一方で県医師会や経済団体に加え、三重4区の後援会からも出馬の要請を受けたことを明らかにした。
「熟慮」の期間や辞職の時期については「誤解や憶測を生んではならない」と明言を避けた。27日に三ツ矢憲生衆院議員(三重4区)と面会したとする一部報道についても「コメントを控える」とした。