元巡査、侵入窃盗認める 高級腕時計など、借金苦で 津地裁 三重

三重県菰野町の住宅で高級腕時計などを盗んだとして、住居侵入と窃盗の罪に問われた四日市西署の元巡査、岩永拓馬被告(23)=伊勢市船江一丁目=の初公判が26日、津地裁(中村海山裁判官)であり、岩永被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

検察側は冒頭陳述で、岩永被告は複数の自動車やオートバイの購入などに充てるため、880万円の借金をしていたと指摘。職場での発覚を懸念して自己破産をあきらめ、過去に捜査で訪れた住宅なら多くの金品があると考えて犯行に及んだとした。

起訴状などによると、岩永被告は6月1日、菰野町の会社役員宅に侵入して計約1100万円相当の高級腕時計などを盗んだほか、町内のタクシー会社で現金約37万円と小切手帳1冊を盗んだとされる。津地検は別の窃盗事件でも岩永被告を追起訴する方針。