亀山 緊急輸送道路が完成 盛土工法で耐震対策 三重

【完成した緊急輸送道路「池の側橋」=亀山市東丸町で】

【亀山】鈴鹿建設事務所は、三重県亀山市内の第2次緊急輸送道路7路線のうち、平成23年度から着工していた、亀山市東丸町の亀山市役所への第2次緊急輸送道路「県道亀山停車場石水渓線『池の側橋』」がこのほど完成し26日から、歩道部分の通行を開始した。延長約190メートルの池の側橋は、橋脚数が多く特殊な橋梁のため、耐震性能を確保する工法として、橋を撤去し盛土構造とした。車道部は9メートルで歩道部は3メートル。池に面した東側には最大6・7メートルの歩行空間部を設け、ベンチも設置した。総事業費は約15億円。

なお、池の側橋付近は、歴史的風致維持向上計画と景観計画に位置付けされていることから、和瓦をイメージした歩道舗装と眺望に配慮した照明灯、縦格子デザインの足元灯を採用するなど、歴史的景観の形成を図った。

市の豊田達也危機管理監は「10年の長い年月を経て耐震対策を施し完成した道路は、景観にも配慮いただき、災害時において心強く思っている」と話していた。