開会式聖火ランナーに吉田沙保里さん登場 東京五輪、県ゆかりの選手行進 桑名の永井さんはプラカード役

【プラカードベアラーを務めた永井邦宏さん(コカ・コーラ社提供)】

新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期となった東京五輪が23日に開幕し、国立競技場で同日夜にあった開会式では、三重県関係の選手らの姿も見られた。津市出身でレスリング女子五輪3連覇の吉田沙保里さん(38)は開会式の聖火ランナーの1人として登場し、聖火をつないだ。

日本選手団の入場行進には、25日のフェンシング男子エペに出場する山田優(27)=鳥羽市出身=や、水球女子の岩野夏帆(21)=いなべ市出身=、水泳・男子飛び込みの村上和基(32)=県スポーツ協会、テニス男子の西岡良仁(25)=津市出身=、いずれもハンドボール女子の石立真悠子(34)=三重バイオレットアイリス=と原希美(30)=同=、ラグビー男子7人制の本村直樹(29)=本田技研工業鈴鹿製作所=の7人が参加した。

また、開会式で各国の選手団を先導する「プラカードベアラー」を、県内からは唯一、桑名市多度町の永井邦宏さん(55)が務めた。五輪とパラリンピックのワールドワイドパートナーを務めるコカ・コーラ社が募集し、50人選んだうちの一人だ。

聖火リレーのランナーとして熊野市を走った永井さんは「自分もつないだ聖火が国立競技場の聖火台にともる瞬間を見てみたい。世界中のいろいろな環境で努力し、国の代表として五輪に臨むアスリートを最高の状態で夢の舞台へ先導したい」との思いから応募を決めたという。

永井さんは「各国の選手団が最高のパフォーマンスを発揮できるよう夢の舞台に先導し、多様性の素晴らしさや選手だけでなく見る人すべてを幸せな気分にしたい」と意気込み、選手らを先導した。