戦争遺跡パネルと原爆の絵 亀山で展示、広島の高校生、体験聞き描く

【広島の高校生が描いた原爆の絵17点が並ぶ会場=亀山市東御幸町の亀山エコー店で】

【亀山】三重県亀山の市民団体「戦争遺跡に平和を学ぶ亀山の会」(服部厚子代表)は24日、亀山市東御幸町の亀山エコー店で、「戦争を語り継ぐ~広島から、亀山~」と題して戦争遺跡パネル展と原爆の絵展を同時開催した。25日まで。午前10時―午後5時。

パネル展は、昭和20年8月2日に同市天神町で、米軍戦闘機による機銃掃射で乗客ら40人以上が犠牲となった「亀山列車銃撃事件」、戦時中に同市関町の地下壕(ごう)で戦闘機の機銃や弾薬を製造していた「地下工場」などをパネルで紹介している。

【亀山列車銃撃事件や地下工場を紹介するパネル展会場=亀山市東御幸町の亀山エコー店で】

一方、原爆の絵展は、広島市立基町高校の生徒らが、当時の悲惨な状況を後世に伝えようと、原爆体験者からの話を聞きながら記憶に残る被爆時の光景を描いた「段原の講堂にて」や「陸軍共済病院前の風景」などの複製画(広島平和記念資料館所蔵)計64点を4つの会場に分けて展示。

64点のうち17点は同エコー店で、47点は市立図書館(同市若山町)と市市民協働センター(同市東町)、高村書店(同)の3カ所に分散して展示している。

服部代表は「戦争による亀山での悲惨な出来事や原爆の恐ろしさなどを後世に伝えていくことが、わたしたちに課せられた課題です」と話していた。