
【四日市】三重県の一般社団法人「四日市市文化協会」(荒木栄里子理事長)は24日、同市安島の市文化会館で、第1回「四日市ほのぼの公募作品展」を開いた。書や絵画、陶芸、グラスアート、アートフラワー、手芸作品など16部門百人余の作品約500点を展示している。25日まで。
コロナ禍でも創作活動に励む個人・グループに作品発表の場を提供しようと企画し、初の試みとして市民に呼び掛けて実現した。園児から90代まで幅広い年齢層の人々が参加した。
華やかなアートフラワー、書をアートとして捉えたデザイン書道、細密に刻んだ「東海道五十三次」などの銅板工芸、子どもたちが手掛けた陶芸作品、つるしびなや押し絵羽子板などの布作品、繊細なレース編み作品などが並ぶ。
荒木理事長(68)は「16ブースそれぞれを出展者のギャラリーとして、個性あふれる飾り付けをしています。作者と観覧者の交流も深められたらうれしいですね」と話していた。