
第103回全国高校野球選手権三重大会は第9日の22日、四日市市営霞ケ浦球場などで準々決勝4試合があり、第3シードの津商、第4シードの津田学園とノーシードから勝ち上がった宇治山田商、三重が準決勝に進出した。準決勝は24日、四日市球場であり、9時開始予定の第1試合で宇治山田商と津田学園、11時半開始予定の第2試合で三重と津商が対戦する。
津商は菰野に6―1で逆転勝ち。先発の主戦出口慶人が1点を先制された六回裏4番佐藤愛斗の走者一掃の3点適時三塁打で逆転。出口は1失点完投した。

津田学園は皇學館を5―4で下した。初回犬飼慎之介主将の犠飛で1点を先制後小刻みに加点。川瀬誠也、上野隼希の2投手の継投で皇學館の猛追をかわした。

宇治山田商は高田に14―1の五回コールド勝ちを収めた。高田投手陣の制球難や失策にも乗じて一回に3点を先制するとその後も攻撃の手を緩めなかった。

三重は大会第2シードの松阪商に5―2で勝利。一、二回に2点ずつ加えて試合の主導権を握り、上山颯太、辻亮輔の継投で松阪商の反撃を六回の2点に抑えた。

【22日の結果】
▽準々決勝
○…四日市球場…○
宇治山田商14―1高田
(五回コールド)
津田学園5―4皇學館
○…津球場…○
三重5―2松阪商
津商6―1菰野

【24日の試合】
▽準決勝
○…四日市球場…○
①宇治山田商―津田学園
②三重―津商