カナダ代表が津に到着 東京五輪レスリング

【宿泊先に到着したレスリングカナダ代表チーム=津市内で】

【津】東京五輪のレスリングに出場するカナダ代表が20日夜、事前キャンプを実施する三重県津市に到着した。同市北河路町の市産業・スポーツセンター「三重武道館」で、選手村への出発まで練習する。

県によると、事前キャンプに参加するのは選手やコーチら18人。成田空港で新型コロナウイルスの検査で全員の陰性が確認された後、羽田空港から中部国際空港を経て貸し切りバスで移動し、県内に入った。

20日午後10時ごろ、カナダ代表が市内の宿泊先に到着すると、県や市の職員約20人がカナダの国旗を掲げて歓迎。バスを降りた選手やコーチらは手指消毒を済ませ、手を振りながら裏口から入館した。

21日には練習を開始。女子選手は28日、男子選手は来月1日に出発する。市は感染症対策のため、市民と交流しない代わりに23日に市立小中学校三校の児童生徒からのビデオメッセージを贈る。

東京五輪の事前キャンプで来県したのは、体操とスケートボードのカナダ代表に次いで3チーム目。今後、パラ水泳の英国代表、パラ陸上のラオス代表も県内での事前キャンプを予定している。

前葉泰幸津市長は21日の定例記者会見で「市民と交流できないのは残念だが、安全で雑音のない環境で本番に臨んでもらいたい」と強調。「テレビに映ったら力強く応援してほしい」と市民に呼び掛けた。