桑名の藤田哲也さん日本画展 津の松菱美術画廊で「心の風景」23点

【藤田さんの日本画が並ぶ会場=津市東丸之内の松菱6階美術画廊で】

【津】日本美術院院友の画家、藤田哲也さん(43)=桑名市星見ケ丘=の日本画展「心の風景」が21日、津市東丸之内の松菱6階美術画廊で始まった。「院展」出品作や県内風景など23点を展示販売している。27日まで。24、25日は作家が在廊する予定。

藤田さんは滋賀県甲賀市出身で愛知県立芸大日本画専攻卒業。平成20年から同大の模写制作事業に参加し現在は代表を務める。全国で個展やグループ展を開いており同所での発表は初。

春の院展出品作は、光と影を映す唐招提寺の土壁を縦長の構図で捉えた「流転の壁」と岐阜県白川村のかやぶき屋根で溶け出す雪やつららを描いた「ぬくい日」の2作。地元の風景は三多気の桜、横山展望台から望む英虞湾、丸山千枚田などがあり麻紙に岩絵の具で描いた柔らかな色調の作品が並ぶ。

桑名市内の教室で藤田さんの手ほどきを受ける原田芙美子さん(74)は「細かくて優しい絵。色彩が素晴らしい」と感想を話した。