新たに22人が感染、知事が連休前に呼び掛け

【連休を前に感染防止対策の徹底を呼び掛ける鈴木知事=県庁で】

三重県は21日、未就学児から50代までの男女22人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。一日当たりの感染者が10人以上となるのは2日連続。県内の感染者は延べ5512人となった。

県によると、新たに判明した感染者は四日市市で11人、鈴鹿市で5人、津市で4人、桑名市と伊賀市で1人ずつ。四日市市、鈴鹿市、津市の7人について、今のところ感染経路が分かっていない。

桑名市に住む十歳未満の男児は同居家族の濃厚接触者として19日に検査を受けたところ陽性と判明。同日まで市内の幼稚園に通っていたといい、この幼稚園では園児や職員ら27人が検査を受ける。

四日市市内に住む10歳未満―20代までの男女6人は、19日に感染が判明した40代女性パート従業員の濃厚接触者として検査を受けたところ陽性と判明。市保健所は家庭内感染とみている。

また、県は5月上旬から7月中旬までに県内で判明した感染者のうち、20代と60代の男女2人がデルタ株に感染していることがゲノム解析で確認されたと発表。県内のデルタ株感染者は四人となった。

鈴木英敬知事は22日からの連休を前に、感染防止対策を徹底するよう記者会見で県民に要請。「特に若い世代は友人と過ごす時間が増える。家庭にウイルスを持ち込まない対策をしてほしい」と述べた。

20日までの一週間で判明した感染者のうち、55・3%を30代以下が占めると説明。帰省や旅行は混雑する時期を避け、東京五輪・パラリンピックの観戦は「大勢で集まらないで」と呼び掛けた。

また、対策の呼び掛けが「届かなかったり、慣れたりしているかもしれない」と意識の〝緩み〟を危惧。感染状況を具体的に示したり、関係機関の協力を得たりして啓発の強化を図る考えを示した。