津市 元自治会長に3700万円請求 地裁と簡裁に提訴 三重

【津】旧相生町自治会への業務委託料や空き店舗対策の補助金をだまし取ったとして、三重県の津市は20日、元自治会長の田邊哲司被告(61)=詐欺罪で公判中=に対し、遅延損害金を含む総額約3700万円の損害賠償などを求め、津地裁と津簡裁に提訴したと発表した。

市が津地裁に提訴したのは、平成27年7月―今年2月までの資源物の持ち去りを防ぐ環境パトロールの委託料約5280万円のうち約2900万円と30年1月―31年4月に空き店舗対策の名目で交付した補助金約200万円の損害賠償。津簡裁には平成27―令和2年度までの相生町公園の清掃管理の委託料190万円のうち約110万円の損害賠償を求めて提訴した。

市は先月22日に委託料、同25日に補助金の損害賠償請求をしていた。田邊被告から支払いがなかったため、今月2、5両日に支払督促を津簡裁に申し立てた。いずれも田邊被告が10日付で津簡裁に異議を申し立てた。