災害など映像で通報 四日市市が新システム導入 市民に撮影協力求める 三重

【119番映像通報システムについて発表する森市長(左)と人見消防長=四日市市役所で】

【四日市】三重県四日市市の森智広市長は20日の定例記者会見で、同日から火災などの災害現場や傷病者の状況把握のため映像が必要と判断した場合に、通報者のスマートフォンで撮影したビデオ映像を三重北消防指令センターへ送信してもらう「119番映像通報システム」を導入すると発表した。県内では4月から導入した津市に次いで2番目の導入。

システムは、119番通報時に通報者へ映像通報を依頼し、指令センターから通報者へシステム起動URLをショートメッセージで送信。通報者がシステムを起動し、スマートフォンで現場の映像を撮影すると、センターで送信された映像を確認することが出来る仕組み。

人見実男消防長はシステムについて「市民の皆さんの協力が不可欠」と強調。通報者は動画を送りつつセンターと通話も出来るため「心臓マッサージが必要な場合でも現場で対応出来ないことも多かったが、今後は通話で方法を伝えることも出来るし、撮影した映像をお送りすることも出来る」と説明した。森市長は「これまでは出来ないことも多かったが、映像で現場の把握が出来ることで、多くの命を救うことにつながればと期待する」と語った。