子どもの居場所づくり支援を 鈴鹿のNPO ネットで資金募る 三重

【パソコンを使ったり、遊びながら学ぶ子どもたち=鈴鹿市西条8丁目の「みんなの居場所ラピュタすずか」で】

【鈴鹿】不登校の子どもたちの居場所づくりに取り組む三重県鈴鹿市のNPO法人シャイニング(岡田聖子理事長)はこのほど、インターネットサイト「キャンプファイヤー」で、活動の継続運営に向けたクラウドファンディングを始めた。今月31日まで。目標金額は250万円。

同法人は同市社会福祉協議会で鈴鹿子ども食堂「りんごの家」を運営するほか、昨年「子どもの居場所づくりを考える会」事業部を設置。今年から不登校支援の「みんなの居場所ラピュタすずか」=同市西条八丁目=、自然体験の「アートガーデンすずか」=同市石薬師町=、コミュニケーション活動の「ボードゲーム倶楽部」=同市算所四丁目=の活動を始めた。

不登校支援は18歳以下を対象に週3回開き、学習支援や遊びなどを通じて、他者とのコミュニケーションの取り方などを学ぶ。県教委認定のフリースクールに指定されており、学校により出席扱いになるという。

自然体験は小中学生を対象に、1500平方メートルの畑で畑作業やアスレチック作りなどを月2回開催する。

コミュニケーション活動は50種類以上のボードゲームをそろえ、年齢や性別を超えて遊べる機会を提供する。月2回開催。

集まった支援金は、それぞれの活動の運営資金などに充てる。

支援は3千円から企業向けの30万円まで13コースあり、返礼品は3千円でメールのお礼メッセージ、6千円で新米5キロなど。

20日現在の支援総額は64万6500円。76人が支援した。プロジェクトリーダーの山浦久美子さん(49)は「多くの人に活動を知ってもらうとともに、生きづらさを抱える子どもたちが、自分らしく居られる場所を一つでも多く市に作りたい」と、支援の協力を呼び掛けた。