
【鈴鹿】5月30日に千葉県で開催した「フリーダイビング・インドアカップ2021館山」に出場し、フィンなし潜水種目で175メートルの記録を出し、自身の日本記録を5メートル更新した三重県鈴鹿市稲生西二丁目のフリーダイビング選手大井慎也さん(42)が19日、同市役所で、末松則子市長に成果を報告した。
大会では息継ぎなしで、25メートルプールを3往復半した。大井さんは平成30年に同種目で161メートルの日本記録を出し、更新は今回で4回目となるほか、フィンなし潜水を含めたプールでの4種目のうち、3種目で日本記録を持つ。
来庁した大井さんは「コロナで1年半ぶりの大会だったが、昨年トレーニングに費やした結果が日本記録につながった。これからもじゃんじゃんいく」と話し、「12月の公式記録会で、息継ぎなしで潜水時間を競う種目も日本記録を出し、4種目制覇を目指す」と意気込みを語った。
末松市長は「次の競技に向けて頑張って」と激励した。