鳥羽市議会 旅館女将らが課題共有 「みえ得トラベルクーポン」など 三重

【鳥羽市内の旅館業界の現状と課題を共有する女将と市議ら=鳥羽市の戸田家で】

【鳥羽】三重県の鳥羽市議会が地域の各種団体と意見交換する「TOBAミライトーク」が19日、鳥羽市鳥羽一丁目の戸田家であり、鳥羽旅館組合女将あこや会(寺田まり会長)の女将らと市議がコロナ禍の現状と課題について意見交換した。

地域の現状や課題共有を目的に同市議会主催で定期的に開催。議会側からは木下順一議長、河村孝副議長や奥村敦広報広聴委員長など9人、あこや会側からは6人が参加し、旅館業界の課題などを共有した。

県が実施している県民を対象に県内での宿泊・日帰り旅行が最大5千円割引となる「みえ得トラベルクーポン」について、参加女将からは今月22―25日の4連休を中心に予約が埋まるなど一定の効果が確認できた一方で、昨年の「GoToキャンペーン」と比較して低価格帯の宿泊プランを選択する傾向にあり、団体客の伸びが鈍いとする意見が寄せられた。

また市独自のクーポン発行など市の対応を求める声が上がる一方で、クーポンがなくなった場合の反動を不安視する声もあり、鉄道や各種観光施設を巻き込んでリピーターを増やす取り組みが必要とする意見が上がっていた。

戸田家の女将を務める寺田会長は「どうお客さんが来てもらうかが課題。市議会でも取り上げてもらえたらありがたい」と話した。