多気町 ヴィソンきょう全面開業 宿泊、食・物販含む73店舗 三重

【多気郡】20日にグランドオープンする三重県多気町ヴィソンの大型商業リゾート施設「VISON(ヴィソン)」の報道機関向け内覧会が19日あった。宿泊、食・物販エリアを含め全73店舗が開業する。

アクアイグニスとイオンタウン、ファーストブラザーズ、ロート製薬の4社でつくるヴィソン多気(立花哲也社長)が運営する。

6棟のヴィラ棟と155室のホテル棟からなる「ホテルヴィソン」が開業する。

農園約9千平方メートルと併設レストランの「ノウニエール」は農園で採れた野菜を使ったイタリア料理を提供。和食店舗が集まる「和ヴィソン」がオープンする。

同町が締結したスペインのサンセバスチャン市との「美食を通じた友好の証」を生かし、バスク料理などが楽しめる飲食店が並ぶ「サンセバスチャン通り」を設けた。

世界中の食にまつわる古い道具を展示する「かたちミュージアム」などが建つ「アトリエ ヴィソン」が開館する。

ヴィソンは4月29日に一部開業し、伊勢自動車道上りの「多気ヴィソンスマートインターチェンジ」から施設へ入れる。これまでに産直市場▽スイーツエリア▽温浴施設▽木育エリアが営業している。

立花社長は「町長から8年前、開発へお声掛けいただいた。継続できる施設にして、SDGs(持続可能な開発目標)に取り組む」とあいさつ。

久保行央町長は「食と健康がテーマ。癒やされ安らげる。1、2日で回れないので、ホテルに泊まって、できるなら1週間泊まって堪能してほしい」と呼び掛けた。

また、同町など6町と三菱電機など30社の官民連携で国家戦略特区に向けた「スーパーシティ構想」を推進。取り組みの一部として、パーソナルモビリティビークル・自動走行ごみ箱▽オンライン診療サービス▽大規模木造建築美術館構想▽自律運転用の高精細3Dマップ―など8分野を披露した。