新型ウイルス 県内新たに7人感染 感染防止の徹底を 三重

【記者会見で直近の感染状況を説明する鈴木知事=三重県庁で】

三重県は19日、20代―50代までの男女7人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。先週末は2日連続で感染者が17人以上となったが、鈴木英敬知事は19日の記者会見で、改めて「直ちに強い措置を講じる状況ではない」との考えを示し、感染防止対策を徹底するよう県民に呼び掛けた。

県によると、新たに判明した感染者は津市で2人、川越町、鈴鹿市、伊賀市、松阪市、県外で1人ずつ。このうち川越町と津市の2人を除く5人について、今のところ感染経路が分かっていない。

伊賀市の20代男性会社員は16日に発症し、17日の検査で陽性と判明。17日まで県内の会社に出勤していたといい、県は同居家族と別居親族の9人に加え、職場や取引先の8人を検査する。

1日当たりの感染者が10人を下回るのは7日ぶり。16日は20人、17日は33人の感染者が発表され、県が新たな措置を検討する目安としている「2日連続で17人以上」に達していた。

鈴木知事は会見で、19日時点の病床使用率が17・7%にとどまっていることなどから「直ちに強い措置を講じる状況にはない」としつつ「気を緩める状況にはない。注視して検討を進める」と述べた。

大人数、長時間の飲食は東京五輪・パラリンピックの観戦も含めて避けるよう要請。ワクチン接種は「ネット上にある不安をかき立てる情報」をそのまま信じず、県や国のホームページを活用するよう求めた。

18日までの1週間で判明した感染者の59・5%が「外国籍と思われる人や外国につながりのある人」に当たると説明。「言語の違いで情報が届かない可能性もある」とし、情報発信に努める考えを示した。