鳥羽 児童ら出土品に触れ、学ぶ 安楽島小で出前教室 三重

【出前授業で傍島さん(右)から出土品の説明を受ける児童ら=鳥羽市立安楽島小学校で】

【鳥羽】三重県鳥羽市安楽島町の市立安楽島小学校(全校児童約250人、嶋谷潔校長)で15日、地元住民らによる出前教室があり、5、6年生の児童94人が土器や勾玉(まがたま)などの出土品について講義を受けた。

安楽島町内会の傍島寛会長(77)を代表に町内会有志らが集まった安楽島歴史探訪会が地元の歴史について身近に感じてもらおうと初めて企画。同町内の住民が保管している物や、町内の遺跡周辺などで採集した縄文―室町時代にかけての土器の破片や黒曜石、勾玉など約20点を持ち寄り、背景などを説明した。

教室では傍島会長が講師を務め、出土品を紹介。児童らは実際に手に触れたりしながら説明に耳を傾けていた。6年生の浜口啓敦君(11)は「昔の人の指の跡なども残っていてすごいと思った」と話していた。

展示した出土品は11月の町民文化祭で展示後、市教委に寄贈する予定といい、傍島会長は「みんな熱心に聞いてくれてありがたかった」と話していた。