地域発展、人材育成に協力 藤田医科大、津市と協定 三重

【協定書を掲げる湯澤学長(右から3人目)と前葉市長=津市役所で】

学校法人藤田学園藤田医科大学(愛知県豊明市沓掛町)と三重県津市は、地域社会の発展と人材育成への寄与を目的とする包括連携協定を締結した。同大と自治体の協定は県内初。

同大と津市はこれまで、昭和62年に津市大鳥町に開設された同大学七栗記念病院の運営や、昨年4月から開始され、同院が展開する津中央地域包括支援センターによる地域医療の実施などで連携してきた。

今後の地域課題解決に向け、相互協力の取り組みをさらに進めるため今回、包括協定を結んだ。

16日に津市役所で行われた締結式では、同大学の湯澤由紀夫学長と前葉泰幸市長が協定書に署名した。

前葉市長は「七栗記念病院が最前線の医療を提供していることで市民の安心感にもつながっている。介護福祉分野においても、地域包括支援センター運営や介護予防講座の実施などで協力をいただいており、今後もより未来に向け、地域全体で住民の健康を守っていけるよう手を携えていきたい」とあいさつ。

湯澤学長は「藤田啓介総長から始まる本学の基礎医学の精神的な支柱が七栗記念病院にある。津市の皆さまの健康増進、住みやすい街づくりに積極的に関わっていくこと、そして医学系の大学として医療スタッフへの医学教育の面においても役割を果たしていきたい」とし、「今回の協定でさらに絆が深まり、全国的にも良いモデルとなることを期待している」と話した。