玉城町 田丸城跡で古代ハス見頃 内堀にピンク色の大輪 三重

【見頃を迎えた大賀ハス=玉城町田丸の田丸城跡内堀で】

【度会郡】三重県玉城町田丸の田丸城跡内堀で、古代ハスとして知られる「大賀ハス」が見頃を迎えた。まだつぼみも多く、8月上旬まで内堀を彩るピンク色の大輪が楽しめる見込み。

大賀ハスは昭和26年、千葉市の東京大学農学部検見川厚生農場で、植物学者の故大賀一郎博士が縄文時代に咲いていた古代ハスの種3粒を発見し、そのうちの1粒の開花に成功したものと言われている。

同町では、町民から寄贈された大賀ハスの種やハス根を水槽で栽培。平成19年に田丸城築城670周年記念として、町役場横の内堀に移植した。

今年は6月末から咲き始め、今月中旬―下旬が一番の見頃。午後には花が閉じてしまうので午前中の観賞がお勧めという。

町総務政策課の中川泰成さん(48)は「今年は葉が大きく花の数も多い。田丸城跡には大賀ハスの咲く場所が3カ所あるので散歩がてら見に来てもらえれば」と話した。