鈴鹿 型紙の中に描く「海」 伊勢型紙資料館の企画展 三重

【「海」をテーマにした伊勢型紙の数々=鈴鹿市白子本町の伊勢型紙資料館】

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市はこのほど、同市白子本町の伊勢型紙資料館で、企画展「伊勢型紙と文様8 型紙の中の海」を始めた。「海」をテーマにした伊勢型紙27点を展示している。9月12日まで。

市が所蔵する伊勢型紙資料は約5500点あり、うち7―8割は季節感がある文様に分類できるという。

江戸時代から昭和の伊勢型紙を展示。長寿の象徴で縁起がよいエビの文様を豪快に彫った明治中期―大正時代の型紙や、波を図案化した文様「青海波」に、写実的な貝とイソギンチャクを表現した江戸時代とみられる型紙、波や帆や桟橋など海辺の風景を抽象的に描いた昭和時代の型紙など、海にちなんだ文様の数々が並ぶ。

担当の市文化財課では「型紙の中に涼しげな海を見つけてもらえれば」と話していた。