新型ウイルス 県内11人感染 津のスポーツ教室でクラスター 三重

三重県は15日、10代―50代までの男女11人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。津市内のスポーツ教室でクラスター(感染者集団)が発生。県内の感染者は5402人となった。

県によると、新たに判明した感染者は津市で7人、四日市市で2人、鈴鹿市と松阪市で1人ずつ。このうち6人については周辺に感染者が確認されず、今のところ感染経路が分かっていない。

クラスターが発生したスポーツ教室では、松阪市に住む10代女子中学生の感染が新たに判明。行動歴が分かっていなかった感染者の参加も判明し、参加者やスタッフの感染者は10人となった。

鈴木英敬知事は15日のぶら下がり会見で、感染拡大を受けた新たな措置について「直ちに講じる状況ではない」としつつ「いつ感染の波が高まってもおかしくなく、警戒は緩められない」と述べた。

この1週間で判明した感染者の66%を30代以下が占めると説明。「夏休みなどで友人や親族と会う機会が増え、対策がおろそかになることも考えられる」とし、感染防止対策の徹底を呼び掛けた。

また、この1週間で判明した感染者のうち、外国籍や外国とのつながりがある人が46%に上ることを明らかにした上で「改めてコミュニティーやSNSを通じた多言語の情報発信に努める」と述べた。