大紀町 マルチコプターで情報共有 中電パワーグリッドと災害協定締結 三重

【協定を締結した服部町長(左)と岡本所長=大紀町役場で】

【度会郡】三重県の大紀町は12日、中部電力パワーグリッド松阪営業所(松阪市垣鼻町)と「各種災害時におけるマルチコプターを用いた情報収集および情報連携に関する協定」を締結した。同社が県内自治体と同様の協定を結ぶのは18例目、同営業所管内では3例目。

協定締結により、災害時に進入困難な被災地域の道路や建物などの状況を無人航空機の一種「マルチコプター」を使って静止画などで撮影し、迅速に情報を収集。その情報を共有、連携することで早期の電力復旧や町の早期回復などにつなげるのが目的という。

同営業所ではマルチコプター2機を所有し、社員2人が操縦を担当。同町は総務企画課と農林課が各1機ずつ計2機を所有し、職員11人が操縦練習に取り組んでいる。

町役場で協定締結式があり、服部吉人町長と同営業所の岡本宏也所長が協定書を交わした。

服部町長は「万が一の災害に備え、地域に根付いた事業を展開する中部電力パワーグリッドといろんな分野で連携して取り組みたい」、岡本所長は「これを機に災害時における情報共有、連携のより一層の強化を図っていきたい」と話した。