松阪市 龍馬記念館長が市長訪問 武四郎資料館貸し出しで 三重

【竹上市長(左から2人目)を表敬訪問した吉村館長(同3人目)=松阪市役所で】

【松阪】高知県立坂本龍馬記念館(高知市)の吉村大館長は13日、三重県の松阪市役所で竹上真人市長と面会し、開館30周年特別展「龍馬と北の大地」(10月5日―12月3日)への協力を依頼した。竹上市長は「武四郎にも光が当たる」と快諾した。

龍馬は蝦夷(えぞ)地開拓を目指し、龍馬の姉の子孫は北海道開拓移民となっている。龍馬と交流があった土佐藩の志士、北添佶磨が武四郎から蝦夷地情報を教えてもらっていた。武四郎が佶磨に蝦夷の地図や本を送ったという手紙が残っている。

特別展は「蝦夷地へのまなざし 龍馬と幕末の志士」がテーマで、武四郎の経歴や龍馬との関係を紹介する。松浦武四郎記念館(松阪市小野江町)が資料を40点以上貸し出し、同館の山本命主任学芸員が11月20日に講演する。

吉村館長は「龍馬の開拓構想は武四郎先生の業績がベースになっていると言われてきた。龍馬の大きな仕事に大政奉還ともう一つ、蝦夷地開拓がある」と述べ、連携を求めた。竹上市長は「喜んで協力する。誇らしい」と応えた。