10月に「亀山トリエンナーレ」 芸術家ら展示会場下見 作品イメージ膨らませる 三重

【井上氏(左端)の案内で展示会場の下見をする森島さん(右端)=亀山市西町の「旧舘家住宅」で】

【亀山】三重県亀山市内の店舗や公園、文化財建造物など計43カ所を展示会場に10月10日―11月6日に開催する、公募型現代アートの芸術祭「亀山トリエンナーレ2021」(同実行委員会)に参加する芸術家ら15人が10、11日の両日、展示会場を下見し、作品作りへのイメージを膨らませた。

近年空洞化が進む市内の商店街をアートの力で活気づけ、町の未来を考えるきっかけにと、平成20年から毎年、「アート亀山」と称し、現代アート展を開くようになった。その後26年からは、3年に一度のトリエンナーレ形式とした。本来は、昨年開催する予定だったが、新型コロナウイルス感染症防止のため、1年延期し、今年に開催する。

同市西町の市の有形文化財「旧舘家住宅」では、企画・監修を務める、元県立美術館長の井上隆邦氏(71)の案内で、両日で県内外から6人の画家や陶芸家らが室内のスペースや作品の展示の仕方など確認した。

大阪市西成区の画家、森島里香さん(30)は「壁面の土壁につり下げる油絵の手法について、井上氏からアドバイスをいただけた。開催当日が楽しみ」と話していた。