四日市 SDGsテーマに茶会 「茶道の文化、誇り伝承して」 三重

【盆点前でお茶を点てる参加者ら=四日市市鵜の森の市茶室泗翠庵で】

【四日市】茶道を通して子どもたちに日本の伝統文化を継承し、礼儀や人を思いやる心を育てようと活動する「撫子会」(遠州流茶道教授、中川宗津代表)は11日、三重県四日市市鵜の森の市茶室泗翠庵で、第八回「ゆかた茶会 With SDGs(持続可能な開発目標)」を開いた。コロナ感染防止のため対策を徹底し、ワークショップ形式で実施した茶会に百人余が参加した。

茶会に先立ち、三重大特命副学長で環境・SDGs担当の朴恵淑理学博士が「茶道とSDGs」と題して講演した。「『質の高い教育を皆に』『住み続けられるまちづくり』など、SDGs17の目標全てにつながる茶道の文化を、誇りを持って途切れることなく伝承していこう」と語った。

参加者らは15人ずつ席入りし、会員の森直央さん(13)から夏向きのしつらえを整えた床の間の掛け軸や茶花の説明を聞き、盆点前の作法を教わりながら、自身でお茶を点てて味わう体験を楽しんでいた。

同市末永町の佐野美智恵さん(42)、雫さん(9つ)親子は、「娘を日本の文化に触れさせたくて参加した」「少し緊張したけど楽しかった」と、それぞれ話していた。