後継は「地元の実情分かる人に」 三ツ矢氏、改めて引退伝える 三重

自民党の三ツ矢憲生衆院議員(70)=三重4区=は12日、同県伊勢市内で後援会の支部長会議を開き、今期限りで引退すると改めて伝えた。引退の意向を5月に党に伝えて以来、地元で説明するのは初めて。

会議は午後2時から始まり、非公開。近鉄の人身事故の影響で30分ほど遅れて到着した三ツ矢氏は、支部長ら約50人の拍手に出迎えられた。引退する考えを改めて示し、支部長らと意見交換していた。

三ツ矢氏は会議後の取材に、6期18年間の議員生活を「三重4区は観光資源が多いが、アクセスが悪かった。国交省出身者としての経験を生かしてインフラ整備に少しは役立てたのではないか」と振り返った。

その上で「後継者は指名しない」と明言しつつ、後継候補について「三重4区は地域性が強いので、地元の実情を分かっていて、この地域に愛情を持っている人に担ってもらいたい」と話した。

三ツ矢氏は平成15年の衆院選で旧三重5区から出馬し、初当選。小選挙区の区割りの見直しで29年の衆院選では三重4区から立候補した。5月に体調不調を理由に引退する意向を周囲に伝えていた。

三重4区には元三重テレビアナウンサーで立憲民主党の坊農秀治氏(49)、元津市議で共産党の中川民英氏(53)が立候補を表明している。自民党県連は候補者の擁立に向けて準備を進めている。