2区に川崎秀人氏、3区に石原正敬氏 自民、衆院選出馬表明「世代交代」アピール

【次期衆院選への立候補を表明する秀人氏(左)と石原氏=津市桜橋2丁目で】

自民党の川崎二郎衆院議員(73)=比例東海=の長男で秘書の秀人氏(39)=三重県鈴鹿市南玉垣町=と、前菰野町長の石原正敬氏(49)=菰野町吉澤=は10日、津市桜橋2丁目の党県連事務所で記者会見し、次期衆院選で三重2区と3区から同党公認で立候補すると表明した。

秀人氏は「父が引退し、世代交代ということで名乗りを上げた。世代交代への期待を胸に頑張っていきたい」と決意を表明。コロナ禍の経済復興や災害対策、インフラ整備を訴える考えを示した。

衆院選に向け「政治経験はないが、この若さゆえに皆さんと共に頑張っていくことを訴えたい」と強調。世襲批判には「批判は大いにあると思う。認めてもらえるように活動していく」と語った。

石原氏は、出馬について「迷いもあったが、世代交代への思いに共感する形で決断した。県議になるときに斎藤十朗先生に『自民党を立て直すのは世代交代』と声を掛けてもらったことを思い出した」と語った。

大学院の助手や首長、小売業の会社役員を務めた経験から「産官学の経験を踏まえて政治をもう一度見直したい」と述べた。東海環状自動車道の整備やコロナ対策、税制の見直しによる子育て支援を掲げた。

秀人氏は法政大経済学部卒業後、NTTドコモに入社。平成29年7月末に退社した。区割りの改定で川崎氏が旧三重1区から三重2区に移った同年の衆院選から、川崎氏の公設秘書として活動していた。

石原氏は名古屋大院教育発達科学研究科の助手を経て、平成15年の県議選で初当選。任期途中で辞職した後、19年の菰野町長選に立候補し、当選した。4選を目指した31年の町長選で、現職に破れた。

自民党県連は秀人氏を第2選挙区、石原氏を第3選挙区の支部長として12日に党本部に申請する。三重2区には立民現職の中川正春氏(71)=8期、3区には立民現職の岡田克也氏(67)=10期=が立候補を予定している。