四日市市 税控除、84件に誤り システム更新原因 三重

【四日市】三重県の四日市市は9日、本年度の個人市民税・県民税の課税で、「住宅ローン控除」の控除額算定に誤りがあったと発表した。本来の控除額よりも少なく算定していたという。対象件数は84件で、影響控除額合計は259万4380円。1人当たりの最大額は8万4900円。

市によると、個人市民税・県民税の住宅ローン控除は、前年分の所得税で住宅ローン控除の適用を受けているものの所得税から控除しきれず、所要の要件を満たした場合、①所得税の住宅ローン控除額のうち所得税で控除しきれなかった額②所得税の課税総所得金額等の7%―のどちらか小さい方の金額を個人市民税・県民税から控除するが、今回、控除額算出の際に本来の控除額より少なく算定していた。

原因は、本年度からの市の課税システム更新に伴い、各種仕様変更を認識した上で実務運用をするべきだったが、できていなかったため。

市は税額の算定方法に誤りがあった人に対し、おわびと説明の文書、税額変更通知書を送付する。

再発防止策として、システム仕様を正確に把握し、システムの業者とも共通認識を構築し、正確な事務運営を図るとしている。さらに、職員の目による検証・確認も確実に行い、システムによる論理チェックなども有効活用し、万全を期して適正な課税事務を進めるとしている。