コロナ差別なくして 知事と玉城町長、児童前に対談 三重

【対談する(左から)鈴木知事と辻村玉城町長=玉城町立田丸小学校で】

【度会郡】鈴木英敬三重県知事と辻村修一玉城町長による一対一対談が8日、同町佐田の町立田丸小学校体育館であり、新型コロナウイルス感染拡大に伴う人権尊重への取り組みなどについて意見交換した。

授業の一環として、同校6年生の児童約60人が対談を観覧。冒頭では、同町が昨年8月に発令した「やさしさとおもいやりあふれるまちづくり宣言」に伴い、町内小中学校を中心に実施しているコロナ禍での差別や、人権尊重に向けた取り組みが動画で紹介された。

鈴木知事は「今後につながるより良い方向で進めてもらっている」と町の取り組みを評価。続いてSNS(会員制交流サイト)やラジオを通じての誹謗(ひぼう)中傷防止に向けた呼び掛けや、被害者の相談支援に向けた県の取り組みなどを紹介し、「皆が優しい気持ちでいれるよう、優しさや思いやりで偏見や差別をなくすことが大事」と訴えた。

観覧した児童からは、「もし身近な人が感染したらどう接したらいいか」などの質問があり、鈴木知事は「誰がいつかかるか分からないのが大前提。退院後に人にうつすことはないということを正しく理解して、今まで通り接することが大事」と答えていた。

対談ではこのほか、持続可能な地域コミュニティづくりをテーマに意見が交わされた。