津の稲葉特別支援学校 地元水産の食文化学ぶ 漁業者・すし職人から 三重

【松田さん(右端)、手塚さん(右から3人目)から握り方を教わる生徒ら=津市稲葉町の県立稲葉特別支援学校で】

【津】地元の漁業者やすし職人から学ぶ食育の授業が9日、三重県津市稲葉町の県立稲葉特別支援学校であり、高等部の3年生の内39人が伊勢湾の漁業やすしの文化に理解を深めた。

同校は本年度、環境省の「学校給食における食品ロス削減等に関する取り組みのモデル事業」で県の実践研究校の指定を受けており授業はその一環。

授業では香良洲漁協理事の土性好喜さん(60)が日頃取り組むアオサ養殖について網などを見せながら話し「毎日首まで海につかって網の高さを調整するのは大変だがいいノリを食べてほしい一心で作っている」と思いを述べた。

すし職人の松田春喜さん(72)はかつて津で取れたイワシをリレー形式で京都まで運び「鰯(さば)街道」と呼ばれたことを紹介。弟子の手塚雄三さん(36)と共に津市産マイワシのにぎりずしの握り方を生徒に手ほどきした。

同事業では今後、食育をテーマにした人形劇鑑賞や親子料理教室など学年に応じた取り組みを行う予定。