保険の重要性、学生らに説明 県生保協会、三重大で講義

【三重大学で行われた生命保険について考える講義=津市栗真町屋町で】

生命保険協会三重県協会(会長・柿原督史住友生命三重支社長)は9日、三重大学で「生命保険総論 生命保険を考える」と題して講義した。県協会の村瀬宜典事務局長が生命保険の仕組みや、将来の備えに向けた保険の重要性などを伝えた。

生保協会は、若者らに金融リテラシーを高めてもらおうと全国の大学などで金融講義を行っている。県協会が実施するのは今回が初めて。三重大副学長で人文学部法律経済学科の野崎哲哉教授の金融論の講座にゲストスピーカーとして招かれた。

講義は対面とウェブ会議システム「ズーム」を利用したオンラインで約1時間30分行われ、同学科の2―4年の学生ら96人が参加した。

津市栄町の県協会からリモートで出演した村瀬事務局長は生命保険と預貯金の違い、仕組みや制度を説明。少子高齢化で国の社会保障費が増大する一方で、病気や介護などに多額の費用がかかり、今後ますます自助努力の役割が増えるとし、「早め早めに備える必要がある」と述べた。

村瀬事務局長は「外国では小学校から学ぶところもあるが、日本ではあまり金融教育が広がっていない。生命保険はなじみが薄いかも知れないが、将来に向けて金融の知識を身に付けてもらいたい」と呼び掛けた。

終了後、学生らはアンケートに答えたり、チャットに感想などを書き込んだりした。

村瀬事務局長は「学生からはチャットで『分かりやすかった』『よく理解できた』との反響をもらった。今後も定期的に講義を行なっていきたい」と話した。