
【四日市】四日市市茂福の北星高校は8日、同校で「交通安全教室」を開いた。JAF三重支部事業課の萱野雄彦さんを講師に迎え、定時制過程で学ぶ生徒約240人が交通事故に遭わないための注意点を学んだ。
同過程は午前、午後、夜間の3部体制で、交通安全教室も午前、午後、夜の3回に分けて実施した。新型コロナウイルス感染防止対策として複数の会場に分け、広い多目的教室で開いた講演を他の教室の生徒にオンラインで同時配信した。
午後の部で萱野さんは、ドライブレコーダーの映像を見せながら、車には死角があり、左折時に運転席から後方の自転車や歩行者が確認しにくいと教えた。横断歩道を渡る際は、手を上げ、ドライバーに横断歩道を渡る意思表示をする「ハンドサイン」を勧めた。