帝国DB津 6月の倒産7件 前年比3件少なく 三重

帝国データバンク津支店は7日、6月の三重県内企業倒産集計(負債額1千万円以上)を発表した。前年同月と比べて3件少ない7件が倒産した。新型コロナ関連の倒産はなかった。小口倒産が中心だったため、倒産企業の負債総額は21億5千万円減の2億3200万円だった。

支店によると、業種別では飲食業を含む小売業で4件、製造業で2件、建設業で1件。地域別では北勢で4件、中南勢と伊賀・名張、東紀州で各1件だった。従業員が10人未満の小規模事業者が中心。3件は30年以上の業歴があった。いずれも販売不振が原因で倒産したという。

支店は「消費者が3密を避ける傾向にあり、小売業やサービス業が中心の中南勢の地域経済は厳しい環境下にある」と説明。「各企業とも財政状態は徐々に悪化してきており、倒産や廃業が増加傾向をたどる」との見通しを示した。