ワクチン接種「少し安心」 湯の山温泉で始まる 従業員や家族、取引業者 三重

【接種を受ける湯の山温泉で働く従業員ら=菰野町千草の希望荘で】

【三重郡】三重県菰野町の湯の山温泉協会は7日、同町千草の旅館「希望荘」で新型コロナワクチンの職域接種を始めた。対象は協会に加盟する12の旅館と飲食売店、観光施設の従業員や家族、取引業者の約1200人で、初日は300人が接種した。

会場では旅館の従業員らが医師による問診の後、接種を受けた。「ホテル湯の本」に勤務する瀬戸美保さん(49)は「痛くもなく、スムーズに終わった。これで少しは安心できます」と話した。

8日間に分けて1日当たり300人に接種し、8月中に希望した全員が2回目までを終える予定という。四日市市下海老町の四日市消化器病センターの医師と看護師の計6人が、問診や接種を担った。

協会の伊藤裕司会長(55)は「(湯の山温泉は)秋に開催される三重とこわか国体の宿泊地でもあり、お客さまに安全、安心を提供し、接客スタッフの安全確保のためにも接種を進めたい」と話した。