津・榊原温泉郵便局 水墨画、6人が成果披露 秋深まる山村や観音菩薩 三重

【作品を鑑賞する田中講師(右端)ら=津市榊原町の榊原温泉郵便局で】

【津】三重県津市榊原町の榊原市民館水墨画教室の作品展が、同町の榊原温泉郵便局(中井剛局長)ロビーで開かれている。70―80歳代の教室生5人と講師の田中知泉さん(78)=同町=の作品計12点を展示している。30日まで。

同教室は月1回開催し平成16年から毎年7月に同局で成果を発表している。

田中賢誠さん(84)は秋が深まる山村を掛け軸に仕立て、林正夫さん(77)は赤木城の石垣やもやでかすむ沼のほとりを描いている。

観音菩薩を描いた伊藤朋子さん(76)は「ベールをかぶっているところとないところに変化を付けた」、東大寺2月堂参道を描いた大原昌子さん(73)は「土塀を描くのに苦労した。満足できる作品はなかなかできない」とそれぞれ話す。

田中講師は線を一気に引いて描いた「布袋さま」と岩々の間を力強く川が流れる「深山渓流」を出品。「教室は和やかな雰囲気だが皆描き始めるとシーンとなって真剣な表情になる」と話していた。