現時点では国体開催 県方針、観客受け入れも コロナ感染の状況改善傾向 三重

三重県は6日、三重とこわか国体・とこわか大会(全国障害者スポーツ大会)の開催可否に関する検討状況を公表した。新型コロナウイルスの感染状況が改善傾向にあることを踏まえ、現時点では両大会を開催する方針。観客の受け入れも「現時点では可能」としつつ、受け入れの可否を判断する基準を策定する。

検討結果は「まん延防止等重点措置」が先月20日に県全域で解除されたことや県内の病床使用率が20%を下回っていることを踏まえて「新型コロナウイルスの感染状況は落ち着いている」と明記した。

国体のブロック予選は東海ブロックのウエイトリフティングが中止となった一方、都道府県の予選会は93%以上が実施済み、もしくは実施予定となっていることから「開催の可否に影響はない」としている。

県は観客の受け入れについては「現時点では可能とする方向で準備を進める」としつつ、スポーツイベントの観客を収容定員の50%までと定めた感染防止対策の県指針に基づいて観客数を制限する方針。

観客の受け入れ可否を判断する基準の策定に向けた作業も進め、7月13日の国体実行委員会で承認を得る方針。菰野町で実施予定のスポーツクライミングと伊勢市の相撲は既に無観客が決まっている。

県は両大会の開催可否に関する検討状況を1カ月ごとに公表している。今回は6月末時点の検討状況を公表した。国体開会式の2日前に当たる9月23日時点で最終的に開催の可否を判断する。

また、県は6日、とこわか大会の出場を申し込んだ選手が3223人だったと発表。北海道・東北ブロックで2競技が出場を見合わせたことなどが影響し、少なくとも平成29年以降で最少となる。