桑名市 4億3337万円補正予算案 来月中学生議会を開催 三重

【記者会見する伊藤市長=桑名市役所で】

【桑名】三重県の桑名市は5日、第12弾となる新型コロナウイルス対策を盛り込んだ今年度補正予算案を発表した。一般会計は4億3337万円の増額補正で、補正後予算額は539億2291万4千円。キャッシュレス対策ペイペイポイント還元事業に1億7319万3千円、コロナワクチン休日・時間外接種負担金上乗せ分増額に1億502万8千円、市社協に地域共生社会実現に向けた施設整備費補助金等交付に1億5514万9千円で、12日開会の市議会臨時会に上程する。

記者会見した伊藤徳宇市長は、中学生議会開催についても発表。8月22日の午後1時半―同4時半に市議会本会議場で開催し、議長1人、議員13人、市長(提案者)5人の全てを中学生が行う。最大100万円の予算を付与しての取り組みは県内市町で初めてで、当日の様子はインターネットで生放送を行う。

次世代を担う中学生に二元代表制を体験してもらうことで議会制民主主義を体感してもらい、提言を町作りに生かすほか、主催者教育の一環として提言した内容に予算を付与することで税の使い道について考える機会とし、自らの発言に自覚と責任を持たせ、地方自治への参加意識を向上させる目的。市は中学生からの3つの提案を市議会9月定例会に予算案として提出し、市議による審査、採決を行い、今年度中に事業を完了する予定。

伊藤市長は「これまでは5年に1回、子ども議会を開催し、議場で自分の想いを語ってもらっていたが、予算の裏付けはなく、セレモニー的な形式だった。夢物語ではなく、市政への関心を高めてもらう第一歩として楽しみにしている」と語った。